制服をリメイクしたいけど自分でやるのが安い?業者に依頼すると高い?それぞれの費用と価格を比較
2025年03月09日

着なくなった制服のミニチュアリメイク。自分で制作するのと業者に依頼するのではどちらが安いのでしょうか。本記事では、それぞれにかかる費用と価格を比較して紹介します。
■制服リメイクのコストや価格を比較!
着なくなった思い出の制服を手元に残す方法として、人気のミニチュアリメイク。自分で制作するか、業者に依頼することもできますが、どちらがいいのでしょうか。自作にかかるコストと依頼費用を比較した結果をご紹介します。
■自作する場合にかかる費用イメージ
・リメイクにかかる素材費や工具のコスト
制服の生地や装飾を除く、必要な道具を一からそろえた場合のコストイメージがこちら。
ミシン…1万円程度
ハサミ…500円程度
針…100円程度(パック入り)
糸…100円程度(ボビンやスプール)
針山(ピンクッション)…200円程度
トンボ(指針)… 200円程度
作業台(ミシン台や裁縫テーブル)…5,000円程度
ルーラー…200円程度
マーキング用具(マーキングチョーク、消しゴム、マーカーペンなど)…各種100円程度
上記の内容で見積もった場合、16,400円程度。ただし、あらかじめ裁縫道具がそろっている場合は、ほとんど無料で制作することも可能です。
・コスト以外の手間や作業時間も考慮
費用としては計上されませんが、自作するにあたってかかる手間や作業時間も考慮しましょう。業者に依頼する場合の手間は、ほとんどは注文書の記入や制服の送付作業のみ。自作の場合は、すべての作業に時間と手間がかかります。
■業者に依頼する場合の価格相場
・リメイク業者の料金体系と基準
料金体系は、デザインの精度やオプションによってことなる場合がほとんどです。リメイクサービスを請け負う3社のフルオーダーメイド注文価格を比較した結果がこちら。
【フルオーダーメイド】
A社:29,700円(税込)〜52,800円(税込)
B社:14,800~(税込)
C社:26,180円(税込)
上記の最安値だと14,800円で注文可能。平均価格は、23,560円程度。コースの違いによって、1〜2万円程度の価格差があります。送料が発生する場合も。
・追加オプションサービスの費用
基本的な依頼以外にオプションを追加する場合は、別途費用が発生します。オプションの価格例はこちら。
刺繍入れ:1,100円(税込)
シャツの追加 :4,400円(税込)
シャツ紛失生地代:550円(税込)
布・ナイロンバッグの追加:14,300円(税込)
合皮・革バッグの追加:18,700円(税込)
ベストの追加:5,500円(税込)
セーターの追加:6,500円(税込)
帽子の追加:4,950円(税込)
靴下の追加:2,200円(税込)
余り布でポーチの作成:3,300円(税込)
■結論、どちらが安いの?
作業にかかる手間や時間は省き、価格だけで比較すると、自作のほうが安価な傾向あり。ただし、自作で道具を一からそろえた場合は、業者依頼の最安値に比べて高くついてしまう可能性があります。
裁縫に慣れていない場合は時間とコストパフォーマンスを加味しても、業者に注文したほうが安心といえるでしょう。
・自作の場合の費用
最安値は0円から、一から道具を揃える場合は16,400円程度。
・業者に依頼する場合の費用
フルオーダーメイドで注文する場合、14,800円(税込)から52,800円(税込)程度。
■双方の特性の比較
費用や価格を除いた、自作と業者依頼の特性をご紹介します。
【自作の場合】
・制作している時間も思い出のひとつになる
自分の手で制作することによって、思いを込められるほか、作業している時間も思い出のひとつになります。
・自由自在にアレンジできる
装飾の追加やペイントや刺繍など、自由自在にアレンジしやすいのもポイント。追加費用を気にせず、好きなデザインを楽しめます。
【業者依頼の場合】
・高品質で再現度の高いものが仕上がる
ミニチュアリメイクを専門に行うサービスに依頼する場合、高品質で再現度の高いものを期待できます。職人による丁寧な作り込みや細かい工夫に「頼んで良かった」「届いた瞬間に感動」と喜ぶ人も多い様子。
・手間や作業時間がない
希望の内容を伝えたり、モデルとなる制服を送付する以外は、作業の時間や手間がかかりません。納期を待つだけで、作品が仕上がるのは大きなメリットのひとつです。
・相談ができる
会社によっては無料で見積もりや相談サービスが受けられるため、オーダーする前から具体的なイメージを掴むことができます。
■業者の選び方と注意点
業者に依頼する場合は、業者の信頼性と安全性をリサーチする必要があります。また、価格だけでなく、サービス内容や提供スピードも比較します。実際に業者とコミュニケーションしていくなかで、不満や疑問が生じた場合は、依頼を検討し直しましょう。
■自分に合った選択を
裁縫やリメイクに慣れている人は、自作がおすすめ。費用を抑えながら、制作する時間も楽しむことができるかもしれません。そうでない場合、もしくはプロに仕上げてもらいたい場合は業者に依頼するのが安心です。費用や特性を比較して、自分に合った方法を選んでみてください。
※この記事は2024年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。